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今や全世界でセカンドライフに登録している数は400万人を超え*3、日本人だけでも2万人近いユーザーを抱えている。昨年8月頃では60万人強だったのに比べると鰻上りの数字である。まさに今後期待の発展途上国なのだ。
急成長しているセカンドライフですが、その魅力はどこにあるのでしょうか。個人的な意見ですが、いつも4点ほど挙げています。
まず1つ目は、これはゲームではない、ということです。セカンドライフは、いわゆるMMORPGの一種として語られることもあるのですが、セカンドライフの運営会社がシナリオや世界観など全てを作ってユーザーに提供するのではなく、世界中のユーザーが参加して空間自体を作り上げていく、参加型の世界です。ユーザーが自由に作り上げる世界であるというのは最大の特徴だと思います。いわゆるWeb2.0の三次元(3D)版ともいえます。
2つ目は、クリエイター主体のクリエイターのためメタバース(仮想空間)であるということです。セカンドライフの中で、ユーザーは建物や道具などありとあらゆるものを作り出すことができ、これらの著作権はユーザーにあります。通常のゲームでは、コンテンツの著作権は当然、ゲーム会社が持っていますから、これは大きな違いです。またこの著作権は、クリエイティブコモンズのライセンスで、公開、配布、販売することができます。作ったユーザーが使用するための条件を細かく指定することもできるわけです。
3つ目は、新しいコミュニケーションであるということが挙げられます。このような三次元表現をコミュニケーションの道具として無料で使えるものは、これまでありませんでした。3次元の情報を用いることで、離れたところにいる人同士が、空間を共有することができますし、3次元で表現された画像を2次元に移し変えたりすることなく、そのまま表示しながらコミュニケーションすることができます。
4つ目は、RMTやビジネスとしての側面が挙げられます。セカンドライフの中では、リンデンドルという架空の通貨を用いてさまざまな物が売買されていてますが、このリンデンドルは現実のドルとの換金が可能です。1日に取引されている金額は、日本円で1億円以上という規模に成長しています。またセカンドライフの中には、ロイターなどのマスメディアが支局を設けていたり、インテルやトヨタなどのさまざまな大企業が拠点を設けて、マーケティングやプロモーション活動を展開したりしています。今後、セカンドライフは経済活動の場として発展していくでしょう。
*1 現在は Linden $⇔米$のみの取引が可能である。
*2 Linden Lab
*3 2007/2/26現在の数
それでは、セカンドライフを楽しむためには、どうしたらいいのでしょう。次ページ以降では引き続き、セカンドライフの住人になる手引きを紹介します。
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