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三淵 啓自氏
デジタルハリウッド大学大学院
セカンドライフ研究室室長 教授
執筆者詳細
三淵啓自デジタルハリウッド大学院教授【寄稿】「セカンドライフ入門・仮想空間セカンドライフとは」
(2007/03/30)
全世界でプレーヤーが400万人を超え、1日に100万ドル以上のバーチャル貨幣が流通し、小さな国家並みの経済圏をもった世界が、本格的に米国西海岸から日本に入ってこようとしています。最近新聞の1面やニュースに取り上げられ始めた「セカンドライフ」です。多くの人がまだゲームの一種だと思われているようですが、一般的なゲームとは異なり、運営会社が、世界観や、キャラクター、ルールなど全てをお膳立てした世界ではなく、全て参加者が自分たちで作っていく世界なのです。
ユーザーは、アバターとして仮想空間内の住人となり、土地を持ったり、自由に物を作ることができるうえ、それを売買、果ては米ドルに換金することができる驚きのバーチャルスペースなのです。
Copyright 2007, Linden Research, Inc. All Rights Reserved
このように仮想空間内での物作りと、現実貨幣への換金(リアルマネートレーディング、RMT)も可能な独自の経済システムがあることが、今までのWebサイトやネットゲームと大きく違う所です。
仮想空間内の経済的活動を現実の情報や貨幣*1にリンクさせたのが、1999年に米国でベンチャーとして設立し、2003年にセカンドライフの商用サービスを始めたリンデンラボ社( Linden Lab*2 )です。
リンデンラボ社のビジネスモデルは、ネット上の土地(島になっている)を売り、その土地の運営費を毎月徴収するのみといういたってシンプルなもので、仮想空間の中での経済活動には原則、口を出さず土地のオーナーに一切運営を任せています。土地を買ったオーナーは、更地に山や川を作り木を植えて憩いの場を作ったり、街を作って店を出したり、又は区画を別のユーザーに貸したりと、思い思いの土地活用をするわけです。その中には現実世界で億万長者宣言をした人もいるのだから、セカンドライフ・ドリームを目指しているユーザーは後を絶ちません。
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